【40代小学校教員の退職カウントダウン17:退職まで残り3年7ヶ月】
はじめに
「教員って大変そうだけど、体力的にもキツいの?」
はい。間違いなくそうです。最近は精神面の大変さはSNSや報道などで周知されてきましたが、体力面でも相当きつい仕事ですよね。
私自身もこれまで、ヤンキー気質の学級を担任したり、外国籍児童が半分以上のクラスを受け持ったり、学年主任と衝突したりと色々経験してきました。
でも間違いなく教員人生トップ10に入るしんどさが「四十肩」です。
笑い話ではありませんよ!本当に板書も部活動も学級での指導も影響を受け、生活の質がガタ落ちしました。
整形外科の先生曰く、「学校の先生、四十肩で来院する人多いよ。まあ、職業病かもね」
今は若い先生もいずれ40代を迎えます。あるいは同じ苦しみを体験した先生もいるでしょう。
今日はその体験談と、私が見つけた効果的な予防法をシェアします。
突然やってきた四十肩
私が四十肩と診断されたのは、40歳の誕生日からわずか1ヶ月後のことでした。
まだ症状が軽かった時期なので「四十肩って、本当に40歳でなるんだ」なんて安気に考えていました。
最初は肩に軽い違和感。「まぁ、そのうち治るだろう」と思っていたのですが、1週間ほどで黒板の上に手が届かなくなり、板書の「めあて」が書けない。
バスケ部の顧問をしていた私は、シュートやパスの見本すら見せられなくなりました。
さらに当時は特別支援学級担任だったので、体育のバドミントンや、生徒のパニック時の対応など「体を使う場面」で本当に苦労しました。
生活で一番つらかったのは睡眠。寝返りを打つたびに激痛で目が覚めます。睡眠の質と共に生活の質も一気に低下。
ね、笑い事じゃないでしょ(笑)


四十肩を悪化させた理由
整形外科を受診しましたが、言われたのは「動かさず安静に、ストレッチもしてね」というありきたりな指示。正直「リハビリめんどくさい」と思って放置してしまいました。
その結果、症状は悪化し、リハビリ・サポーター・痛み止め生活に。オーダーメイドのサポーター代はなんと3万円(涙)
忙しい中、週1回1時間のリハビリ時間を確保するのも、リハビリ代を捻出するのも本当に大変!
下の表はマイナポータルでみた私の医療費の推移です。2023年10月の診断から2024年にかけての医療費増加が著しい、、、ほら、笑い事じゃないでしょ(笑)

理学療法士さんから指摘されたのは、
「あなたは筋肉量はあるけど、とにかく体が硬すぎる」
という事実。まさにその通りでした。
転機:ストレッチポールとの出会い
そんなときに理学療法士さんに紹介されたのが ストレッチポールです。
「お風呂上がりに寝転ぶだけで肩や背中が伸び、四十肩・五十肩の予防になりますよ」と勧められました。すがるものが欲しかった私は即決で購入!
実際に試すと……
- 肩と背中がじんわり伸びる
- 呼吸が深くなり、睡眠の質が改善
- 姿勢が良くなったと妻に褒められる
四十肩が直った今では妻も愛用するようになり、我が家には2本のストレッチポールが(笑)
二人の家の夜の習慣になりました。
👉 私が実際に使っているのはこちら

教員にストレッチポールをすすめたい理由
- 板書・PC作業でガチガチになる肩を手軽にリセット
- 部活動顧問で酷使した体を整えられる
- 担任や体育教科担任として体を使う人の疲労軽減
- 忙しくても「寝転ぶだけ」なのでタイパ最高
授業準備や保護者対応に追われる中でも、数分寝転ぶだけで体が楽になる。
これは本当に大きいです。

まとめ
- 四十肩はある日突然やってくる
- 放置すると授業・部活・支援学級の指導に大きく影響する教員の職業病
- 予防と改善に「ストレッチポール」は手軽で効果的
健康は最大の資産です。先生自身が元気でいることが、子どもたちの学びにも直結します。
私もストレッチポールで五十肩は絶対に予防しようと思います!
「まだ大丈夫」と思っている先生も、ぜひ今から一緒に予防を始めてみませんか?
早期退職後も健康でいたい!教員の健康を考えるシリーズ
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コメント
私も四十肩になったことがあります
右手が上がらず、板書する時は左手を添えて右腕を上げていました
病院にかかったところ、昔は五十肩と言っていたのですが、40代からなる人が増えたので四十肩とも言うようになった、とのことでした
私の予防法は、ドライブ中に腕を上げるというもの
ドライブ好きな私は、信号などで停車している時に、腕をヘッドレストに上げてストレッチングをするようにしているんです
血流がよくなるのが分かりますよ
コメントありがとうございます。私も右手が上がらずに板書で苦労したので、同じように四十肩を経験されたと伺って、とても共感しました。
ドライブ中にヘッドレストを使ってストレッチされている工夫、とても参考になります!血流がよくなる感覚があるというのも、続けやすい良い方法ですね。
またブログを覗いていただけたら嬉しいです。これからも実体験を交えながら発信していきますので、ぜひ一緒に健康に気をつけていきましょう!