【40代小学校教員の退職カウントダウン⑦:退職まで残り残り3年7ヶ月】
はじめに
「投資を始めたいけど、株って難しそう」
「投資の勉強なんて忙しくてする時間がない」
そう感じていませんか?
私は40代の小学校教員で、3年半後に正規教員を退職することを決めています。
退職後の生活を支える柱として、私が選んだのが インデックス投資 です。なぜならインデックス投資は初心者でもできて、教員ととても相性のいい投資だからです
この記事では、投資初心者でも分かるように、インデックス投資の仕組みと、なぜ教員に向いているのかを具体的に解説します。
教員の早期退職に投資が必要な理由はこちらの記事から↓
「教員が資産を築いて早期退職するには?」
インデックス投資とは?
インデックス投資を一言でいうと、「市場全体にまとめて投資する方法」です。
株式投資というと、ある会社の株を安く買って高く売る「目利き」が必要なイメージがありますよね。
イラストのようにPCに張り付いて「トヨタがいいかな」「日産はだめかな?」などと考える必要がありそうです。ちょっと教員の生活から考えると現実的ではないですよね。
【投資で儲けるってどういうこと?投資でお金を増やすカラクリをやさしく解説】

しかしインデックス投資は違います。
たとえば「アメリカを代表する500社の株価をまとめた“S&P500”」という指数があります。
インデックス投資では、このS&P500の会社全部にまるごと投資できます。
つまり、アップルやマイクロソフト、コカコーラなど、世界的に有名な企業にまとめて投資できるのです。
アメリカの有望な会社の株をを500社買う!と宣言してお金を払い、後はファンドマネージャーと呼ばれる人が、いいバランスで500社分の株を買っておいてくれるのです。
しかも投資額は100円からでもOK。日々の余剰資金のみを投資に回すことができるのです。
これは私が生まれた1981年からのS&P500指数の推移です。今は簡単に、値段の上昇と思ってくれればいいと思います。

でこぼこしながらも、基本的に指数は右肩あがりで50倍になっています。
もし私が生まれた日に100万円をS&P500に投資して、44年間待っていたら5000万円以上になっているということです。(※正確に計算すると、実はもっともっと増えています笑)
あくまで資産が増えているのは「長い目で見れば」なので、短期的には資産が減ることもあります。リーマンショックなどが有名ですね。
しかし、リーマンショックもコロナショックもトランプ関税ショックも乗り越えて、今なお指数は上昇を続けています。
今後もS&P500が上がり続けると信じられるなら、この投資は資産形成に素晴らしい選択肢になります。S&P500についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事から↓
【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は教員におすすめ!米国の強さと将来性を徹底解説】
例えて言うと:バスに乗る投資
個別株投資は「自分で車を買って目的地に向かう」ようなもの。
行き先やスピードを自分は選べるけれど、間違えば高くついたり、迷子になったり、事故ったりします(笑)
一方、インデックス投資は「バスに乗る」ようなもの。
行き先は決まっていて、スピードはゆっくりですが、運転手さんが多くの人を乗せて確実に目的地へ進んでいきます。
投資の知識や時間がない人にとって、バスに乗るようなインデックス投資は安心感があります。
寝ていても目的地に着きますしね

インデックス投資のメリット
- リスク分散ができる
一社の株が下がっても、他の会社がカバーしてくれるため、リスクが抑えられます。 - 長期的に資産が成長する
世界経済は長い目で見ると成長し続けています。インデックス投資はその成長に乗っかる投資です。 - 手間がかからない
一度積み立て設定をしてしまえば、あとは「ほったらかし」でOK。株の分析や値動きを確認しなくてもいいので忙しい教員にピッタリです。
教員とインデックス投資の相性が良い理由
① 定期収入が安定している
教員は給与が安定しているので、毎月コツコツ積立投資を続けやすい職業です。
② 忙しくても「ほったらかし」でできる
教員はとにかく忙しい!
個別の会社の業績をチェックしたり、配当金を計算したりと手間のかかる投資は現実的ではありません。
投資に時間を割けなくても、インデックス投資なら自動積立に設定するだけでOK。あとはお金を使うその日までほったらかすだけです。
③ インフレに強い
最近は物価上昇が続いています。
預金だけだと資産の価値が減ってしまいますが、インデックス投資はインフレに負けにくく、資産を守る手段となります。
減ることはないけど劇的に増えることもない教員の給料、インデックス投資で増やすことでインフレリスクに備えます。
インフレについてはこちらの記事で→「なぜ今インフレ?教員こそ資産運用を考えるべき理由」
具体的にどう始める?
「やってみたいけど、難しそう」と思う方へ。始め方はとてもシンプルです。
- 証券口座を開設する
(私自身は銀行よりネット証券がお勧め→その理由はこちら) - インデックスファンドを選ぶ
(例:S&P500や全世界株式に連動するファンド) - 毎月一定額を積み立てる
(例:月3万円を自動積立)
これだけです。
しかも、NISAやiDeCoといった制度を使えば、税金の優遇を受けながら投資できるため、さらに効率的に資産を増やせます。
NISAやiDeCoについてはこちらの記事で詳しく解説しています↓
「教員と相性抜群の投資制度?新NISAをわかりやすく解説」
教員の老後資金対策にiDeCoは向いている?メリットとデメリットを徹底解説
教員の老後資金対策にiDeCoは向いている?講師・正規教員・年代別に徹底検証
まとめ
- インデックス投資は「市場全体に乗っかる投資」
- 個別株の知識がなくても始められる
- 教員は安定収入&多忙だからこそ相性が良い
- インフレ対策としても有効
これからの時代、預金だけに頼るのはリスクです。
教員としての安定した収入を活かし、インデックス投資で「未来の安心」を手に入れられる可能性が高まります。
次回予告
今回の記事では、インデックス投資の仕組みと教員との相性の良さを紹介しました。
「なるほど、仕組みは分かったけど、実際にどんなふうに買えばいいの?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
次回は、「投資初心者の教員におすすめ!ネット証券口座の開き方とメリット」 をテーマに、投資の始める第一歩、証券口座の開設についてお話します。
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