教員と16時間断食|給食を抜くという選択が働き方を変える?

教師のお仕事・健康

【40代小学校教員の退職カウントダウン22:退職まで残り3年7ヶ月】


はじめに

「健康診断結果が去年よりも悪くなった…」

「教材研究や部活動で遅くなって、朝がつらい…」

教員をしていると、どうしても生活リズムが不規則になりがちで毎日コンディションを整えるのが大変ですよね。

年を経るごとに数値が悪くなっていく健康診断の結果、これも憂鬱ではないですか?

私自身も長年この悩みを抱えていましたが、数年前に 16時間断食(プチ断食) を知り、生活に取り入れたことで、体調も働き方も大きく変わりました。

私は40代の小学校教員・教務主任(担任兼務)です。

3年半後の2028年3月に正規教員を退職する予定ですが、40歳を過ぎた今は「健康管理も仕事の一部」だと考えています。

日本の学校現場では「給食を食べるのが当たり前」。

そんな中で、私はあえて 給食を抜く という選択をしています。これが意外にも、午後の授業や会議のパフォーマンスを支える武器になったのです。


16時間断食とは?

16時間断食とは、1日のうち 16時間は食べず、残り8時間で食事をとる健康法 のことです。

  • 夜8時に夕食を終える
  • 翌日正午まで食べない
  • 昼12時〜夜8時の間に食事をする

これだけで「空腹時間」ができ、体をリセットしやすくなるといわれています。

私の場合は、朝食と給食を抜き、子どもが帰った後に軽い弁当、そして帰宅後に夕食を食べるスタイル です。

仕事で夕食が遅くなる日もあるので、16時間あけるためにこのスタイルにしました。

最初は午前中にお腹が空きましたが、数週間で慣れてしまいました。今では朝のコーヒーだけで午前を快適に過ごせます。


オートファジーとは?「体の掃除屋さん」

16時間断食を知って面白いと思ったのが、オートファジー(Autophagy) という体の機能です。

直訳すると「自分を食べる」ですが、イメージとしては 古い部品を分解してリサイクルし、新しく作り直す“体の掃除屋さん” です。

オートファジーがもたらす効果

  • 細胞の若返り:古い細胞が片付くので体の働きがスムーズになる
  • 病気予防:生活習慣病や老化の原因となる「細胞のゴミ」を減らせる
  • エネルギー効率アップ:不要なものをリサイクルすることで体が軽くなる

研究によると、断食開始から 12〜16時間後にオートファジーが活発になる とされており、まさに16時間断食はこの仕組みを最大限に活かす健康法です。

私はこの仕組みを『空腹こそ最強のクスリ』という本で知り、強い納得感を持って実践を始めました。

難しい医学の話をわかりやすく解説してくれる一冊で、今も私の断食生活のバイブルになっています。

ちなみにこの生活スタイルになってから、体重は14キロ減り、血圧やコレステロール値などはA判定が並んでいます。今年も健康診断が楽しみな40代です(笑)


教員が実践するとどうなる?

実際に数年間続けてみて、特に感じたメリットは次の3つです。

  1. 午後の眠気が消えた

    午後の授業後に強烈な眠気が来なくなり、教材研究や会議後もエネルギーが残ります。
  2. 給食を抜いても問題なし

    子どもたちは最初こそ不思議そうにしていましたが、すぐに慣れました。職員室で事務職員さんに頼めば、給食をカットできます。しかも年度末には給食費が数万円返金されるので、ちょっとしたボーナス気分(笑)。
  3. 意外にも午後がゴールデンタイムに

    以前と比べ午後の集中力は驚くほど高く、授業準備や成績処理がはかどるようになりました。

注意点

  • 健康状態に不安がある方は必ず医師に相談してください。
  • いきなり16時間でなくても、「夜遅いお菓子をやめる」といった小さな工夫から始めるのもおすすめです。

まとめ

  • 16時間断食は「食べない時間」を意識的につくるシンプルな健康法
  • 午後の仕事が眠くならず、教材研究や校務に集中できる
  • 忙しい教員生活の中で、健康管理は授業の質にも直結する

「給食を抜く」という小さな選択が、教員としての毎日を軽くしてくれるかもしれません。

また、サイドFIREに成功し自由な時間を手に入れることができたとしても不健康であっては意味がありません。退職後の充実した楽しい日々を手にいれるために、今から健康には気をつけたいと思います!

そこの実践のヒントを与えてくれた『空腹こそ最強のクスリ』、興味がある方はぜひ手にとってみてください。

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