【40代小学校教員の退職カウントダウン18:退職まで残り3年7ヶ月】
はじめに
教員という仕事、座る間もないハードな立ち仕事です。ただ、子どもたちが下校した後は、PCや机に向かう「座り仕事」も多いですよね。
私は40代、小学校教員・教務主任(担任兼務)。
3年半後の2028年3月に正規教員を退職する予定です。
職員室で授業準備や採点を何時間も続けていると、気づかないうちに猫背や腰痛が悪化…。私は3年前に四十肩を経験したこともあり、姿勢の大切さを痛感しました。
そこで私が職員室に導入したのが「骨盤矯正チェア」。
実はもう2年以上使い続けている愛用品です。
今回は、私が四十肩になった経験をふまえ、この椅子を導入して良かったこと、いまいちだった点を正直にレビューします。
四十肩と姿勢の関係
前回の記事でお話した通り、40歳を過ぎた頃、ある日突然右肩が上がらなくなり「四十肩」と診断されました。
黒板の上部に板書できない、清掃指導で雑巾を絞れない、バスケ部顧問の見本プレーもできない…。教員の仕事との相性は最悪でした。
そのとき理学療法士に言われたのが、
「筋肉量はあるけど、姿勢と柔軟性が悪い。姿勢の悪さが四十肩の遠因になっているかもしれない。体の歪みを矯正することは大切です」
という一言。

柔軟性向上のために買ったのが前回紹介したストレッチポールです。
その後、姿勢改善のためのグッズを探し始めました。
条件は、手間がかかるのは嫌、痛いのは嫌、効果がきちんと証明されている!でした。
骨盤矯正チェアを導入
最終的に選んだのがこちら。

価格は少し高めですが、ニトリなどの類似品と何度も座り比べ、実際に使っている人のレビューなども参考にして検討しました。私の場合、近所の薬局に実物がおいてあり、実際に座れたことが大きかったです。

値段は気になりましたが、四十肩の苦しみを思い出し、思い切って購入しました。
2年間使ってみたレビュー
良かった点
- 座っているだけで効果が出る
何か特別なストレッチをするわけでもなく、仕事用の椅子の上に設置してただ座るだけで、後は通常通り仕事をします。
だらっとした姿勢で気を抜きたい時は、椅子からどけるだけ。扱いがとっても楽でした。
- 自然と背筋が伸びる
猫背気味の姿勢を意識せずに修正してくれる感覚があります。クッション性も高いので座り心地も悪くありません。 - 家族からの評価
妻から「歩いている時の姿勢が良くなったね」と言われました。自覚だけでなく客観的に見ても効果があるようです。 - 四十肩の再発予防
姿勢がよくなったからでしょうか?四十肩のせいで狭くなっていた肩の可動域が広がり、体育や部活動顧問の指導も安心できるようになりました。
気になった点
- 値段がやや高い
数千円の椅子クッションと比べると割高感があります。「安物買いの銭失い」を避けるために思い切って購入しましたが、気楽に買える値段ではありません。 - 持ち運びには不便
サイズが大きいので、毎日職場と家をこの椅子を持って往復するのは現実的ではありません。私は普段座っている時間が長いのは職員室だと判断し、職員室用に購入しました。
効果が高いので、本当は家用も欲しかったのですが流石に二つ購入するのは勇気が入ります(涙)

教員におすすめする理由
- 板書や清掃指導、部活動顧問で体を使う → 姿勢の歪みがダメージに直結
- 担任業務は肉体労働、どんな場面でも、肩や腰の安定が必須
- 授業準備・採点など長時間座りっぱなしの仕事だからこそ「座る姿勢改善」が健康維持に直結する
まとめ
- 四十肩を経験した教員が、姿勢改善のために骨盤矯正チェアを導入
- 職員室で2年以上使用 → 腰・肩がラクになり、姿勢も改善
- 値段は高めだが、業後に「長時間座る仕事」の先生方には十分価値あり
もしあなたが「最近肩や腰が気になる」「猫背をなんとかしたい」と感じているなら、一度試してみる価値はあると思います。
教員の健康を考えるシリーズ
「教員と16時間断食|給食を抜くという選択が働き方を変える?」
「1年間チョークが持てない!ある日突然やってくる四十肩の恐怖と私の予防法」
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