【40代小学校教員の退職カウントダウン19:退職まで残り3年7ヶ月】
はじめに
「投資に興味があるけど、どう勉強すればいいの?」
「証券口座を作ったけど、このあと何をすればいいの?」
そんな悩みを持っている先生はいませんか?もしそう感じているなら、すでに投資の第一歩を踏み出している証拠です。
私はでろりん、40代の小学校教員・教務主任(担任兼務)です。
3年半後の2028年3月に正規教員を退職することを決め、サイドFIREを目指して資産形成に取り組んでいます。
このブログでは基本的に先生方には「インデックス投資」をおすすめしています。
なぜなら、日々忙しい教員でもほぼ放置で続けられるからです。
ただ、私自身その結論にたどり着くまでには、忙しい合間を縫って、たくさんの本を読みながら「投資の基本」を自分なりに勉強・理解する時間が必要でした。
正直、本を読まなくても投資は始められます。けれど、知識があるかどうかで「投資に向かう姿勢」や「下落時に慌てない心の強さ」が大きく変わってきます。
今日は、私が実際に購入し、読んで「役立った」と感じた投資・お金の本を3冊紹介します。初級編ということで、読みやすさ重視のラインナップです。
漫画『インベスターZ』|投資の面白さにハマる入口
私が投資を始めるきっかけになったのは意外にも漫画でした。それが 『インベスターZ』 です。

「ドラゴン桜」の作者・三田紀房さんが描いたこの作品は、ただの娯楽漫画ではなく、投資の仕組みや考え方を驚くほどマニアックに、しかもわかりやすく解説してくれます。
漫画なのに実在の登場人物(株式会社ユーグレナの社長やDMM.comのCEO)も登場します。
巻末には金融のプロの様々なインタービュー記事もあり、読み応えも抜群です!
私は数年前に漫画喫茶でたまたま手に取り、3巻まで一気読み。その場でスマホから全巻購入してしまいました(笑)。
読み終わる頃には「投資って面白い!」と心を動かされ、気がつけば証券口座を開設していたのです。
👉 漫画だからこそスラスラ読めるのに、投資の世界がぐっと身近に感じられる。投資を始める前の先生や投資初心者の先生にまずおすすめしたい一冊です。
漫画『お金の大冒険』|楽しく学べる金融リテラシー
「お金の勉強って難しそう…」と感じる先生におすすめなのが、金融系YouTuber「両学長」が監修したオールカラー漫画 『お金の大冒険』 です。

物語の舞台は異世界。主人公の少年が、現地で出会った少女やお金の妖精と共に「稼ぐ・貯める・増やす・守る・使う」の5つの力を学びながら冒険を進めます。
ファンタジーを楽しみながら、自然と金融リテラシーが身につく構成です。
2025年8月に子ども向け金融漫画として発売されたばかりの新作ですが、大人が読んでも学びが多い内容になっています。
私は「もし今、中学生や高学年の担任だったら、絶対に学級文庫に入れる」と思っています。
👉 子どもから大人まで楽しめる一冊。投資やお金の勉強を「これから始めたい」と思う先生にぴったりです。私は自分用と息子たち用に2冊購入しました(笑)
小説『きみのお金は誰のため』|お金の本質を知る物語
最後に紹介するのは、小説仕立てでお金の本質を学べる 『きみのお金は誰のため』 です。

主人公の少年が「ボス」と呼ばれる謎の人物から、お金の意味や価値について学んでいく物語。
「お金そのものには価値はない」「人や社会のつながりの中で初めてお金に力が生まれる」――そんな深いテーマを、小説の形で自然に理解できます。
私はこの本を通じて「お金をどう使うか」が社会や未来を変えていくという視点を持てるようになりました。実際、中学生の担任をしている時に学級文庫に置いたときは、子どもたちが興味を示し「お金ってそういうことなんだ!」と感想を言ってきたこともあります。
👉 金融教育が遅れている日本で、子どもから大人まで安心して勧められる良書です。個人的に金融リテラシーを学ぶのに『小説』って新しいなと思いました。
まとめ
- 専門用語の多い投資を学ぶ場合、学び始めは漫画や小説がおすすめ
- 本を読むことで「投資を続けるための心の支え」ができる
- 私が読んだ本の中で、初心者の先生におすすめの3冊は
- 『インベスターZ』
- 『お金の大冒険』
- 『きみのお金は誰のため』
- 『インベスターZ』
これらを読めば、投資の基礎から哲学的な本質まで、バランスよく学ぶことができます。
「証券口座を作ったけど、このあと何をすればいい?」と悩んでいる先生は、まずは気になる1冊を手に取ってみてください。それがきっと、資産形成への大きな一歩になります。
次回は投資の勉強用書籍中級編3選です。漫画や小説ではないけれど、忙しい先生たちにも読みやすい本を厳選しました。
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