【40代小学校教員の退職カウントダウン20:退職まで残り3年7ヶ月】
はじめに
「投資に興味があるけど、どう勉強すればいいの?」
「証券口座は作ったけど、そのあと何をすればいいの?」
こんな悩みを持つ先生はいませんか?もしそう感じているなら、すでに投資の第一歩を踏み出している証拠です。
私は40代の小学校教員・教務主任(担任兼務)です。
3年半後の2028年3月に正規教員を退職することを決め、サイドFIREを目指して資産形成に取り組んでいます。
このブログでは基本的に「インデックス投資」をおすすめしています。なぜなら、日々忙しい教員でもほぼ放置で続けられるからです。
ただ、私自身が「インデックス投資こそ最適解」という結論にたどり着くまでには、多くの本を読みながら考えを整理する時間が必要でした。
正直に言えば、本を読まなくても投資は始められます。でも、知識があるかどうかで「投資に向かう姿勢」や「下落時に慌てない心の強さ」は大きく変わります。
今回は、前回の【初級編】(漫画や小説で学べる投資本)に続き、実際に私が購入して「これは役立った!」と感じた本を3冊紹介します。忙しい先生でも読みやすいものを中心に選びました。
① 『お金の大学』|私の妻が教員を辞めて個人事業を始めるきっかけになった本
入門編で紹介した『お金の大冒険』と同じく、金融系YouTuber両学長が監修した書籍です。

実はこの本を最初に手に取ったのは私ではなく妻でした。彼女はこの本に強く影響を受け、「もっと自分らしい働き方をしたい」と決意し、教員を退職して個人事業を立ち上げました。
それほど強いインパクトを与える一冊です。
内容は「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」というお金の5つの力をわかりやすく整理しており、カラーの図解が豊富。まるで漫画を読むようにスラスラ入ってきます。
特に「副業・節約・投資」を網羅的に扱っており、教員生活の中ではあまり意識できなかった「稼ぐ力」にも触れられる点が新鮮でした。
お金の知識がゼロでも抵抗なく読めるので、「まずはしっかりお金の知識の全体像を知りたい」という先生におすすめです。
② 『ジェイソン流お金の増やし方』|シンプルで合理的、行動を後押しする一冊
お笑い芸人であり、IT企業役員でもある厚切りジェイソンさんの著書。

「Why Japanese People?!」でおなじみの切り口で、日本人のお金の習慣にズバズバ切り込みます。
この本の良さはとにかくシンプル。専門用語なし、複雑なチャートなし。
誰が読んでも「なるほど、こうすればいいのか」とすぐ行動に移せる内容になっています。
「インデックス投資を中心に、余計なことはしない」──その合理的なスタンスは、教員のように時間の限られた職業人にぴったりです。
読後には「とりあえず少額からでも投資を始めてみよう」と思える実践的な力を与えてくれます。
「難しいのはイヤ、でも今すぐ一歩踏み出したい」先生におすすめの一冊です。
③ 『ほったらかし投資術』|このブログの投資方針の“柱”になっている本
経済評論家の故・山崎元氏と投資ブロガー水瀬ケンイチ氏による共著。

タイトル通り「投資はほったらかしが一番合理的」というメッセージを徹底的に解説しています。
実は、この本は私の投資方針──つまりこのブログの投資スタンス──の理論的な柱になっています。
インデックス投資こそが個人投資家にとって最適解であることを、データと心理学の両面からわかりやすく説明してくれます。頻繁に売買してもリターンは上がらない、感情に振り回されないためには「ほったらかす」のが最も合理的──この考えに出会ったことで、私は安心してインデックスファンドを積み立てられるようになりました。
「授業準備に追われる日々、投資に多くの時間は割けない」という先生にとって、この考え方はまさに最適解だと思います。投資初心者から中級者に進むタイミングで、必ず読んでほしい一冊です。
まとめ
- 『お金の大学』 → 妻の人生を変えた、お金の全体像を学べる入門書
- 『ジェイソン流お金の増やし方』 → シンプルで即行動につながる一冊
- 『ほったらかし投資術』 → 教員にこそ読んでほしい、インデックス投資の最適解
投資の本は数多くありますが、今回紹介した3冊は、特に 「忙しいけれど、将来に備えたい」先生にとって役立つ実践的な学びが得られる と実感しています。
次回予告|上級編へ
次回はさらにステップアップした 【上級編】 を紹介します。
取り上げるのは以下の3冊です。
- 『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』
- 『敗者のゲーム』
- 『投資の大原則』
どれも私が実際に読んで「これは深い!」と思った名著です。エアプ紹介は一切しません。
これまで紹介した入門・中級編と合わせて読めば、投資に対する考え方がより揺るぎないものになるはずです。
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