【40代小学校教員の退職カウントダウン⑥:退職まで残り3年7ヶ月】
はじめに
「老後資金2000万円問題」が話題になったのは数年前。
教員として定年まで勤めれば生活に困ることは少ないかもしれません。
しかし――
「このまま定年まで続けられるのか…」
「教員を早く辞めたいけど、その後の生活は大丈夫?」
そう思った瞬間、お金の問題は避けられない現実になります。
私は40代、小学校教員・教務主任(担任兼務)。
3年半後の2028年3月に正規教員を退職し、サイドFIRE(資産運用+非常勤収入で生活するスタイル)を実現する予定です。
今回は私がどのように資産を築いてきたのか、投資編としてご紹介します。この記事が「辞めたいけど不安」という方のヒントになれば嬉しいです。
サイドFIREって何?と言う人はこちらの記事↓へ
【夫婦で教員辞めて、その後の生活はどうするの?】
私の現在の資産額についてはこちらの記事で公開しています
【⚪︎⚪︎万円あればサイドFIREは可能?!教員に資産形成の実例】
教員が早期退職を目指すなら投資は必須
結論から言います。
教員が早期退職を目指すなら、資産運用=投資は欠かせません。
私が退職を決めたとき、自分の強みは次の3つでした。
- すでに投資信託・株式投資を始めていた
- 比較的若いうちに結婚・出産し、40代で子育てが終わる見通し
- 住宅ローンの負担が少なかった
これらがそろったことで、投資資産を軸としたサイドFIREに現実感が生まれました。
ここでポイントになるのが、貯金ではなく、投資による資産運用を行なっていたことです。

投資でお金や資産が増える仕組みはこちらの記事で解説しています↓
【投資で儲けるってどういうこと?投資でお金を増やすカラクリをやさしく解説】
なぜ「貯金」より「投資」なのか
教員と投資の相性
職員室で投資の話題が出ることはありますか?
少なくとも私の周りには投資をしている教員はほとんどいません。
理由はシンプルで――教員は忙しくて投資の勉強に時間を割けないからです。
ですが、断言します。
👉 教員こそ投資と相性が良い職業です。
投資自体の良さを知らなければ、この相性の良さを感じることはできません。それは本当にもったいないことです。
貯金はインフレに弱い
「投資は怖い。公務員だし貯金が一番安全だ」と思う方もいるでしょう。
しかし実際には、貯金はインフレに弱く、決して安全なものではないのです。
最近は米など生活必需品の値上げが続いています。
(私の専科である)社会科的な視点で言えば、インフレは「世界的には普通の状態」。
長らくデフレだった日本が特殊だっただけなのです。これから日本は確実に物価上昇は続いてい口でしょう。
【なぜ今インフレ?教員こそ資産運用を考えるべき理由】
あなたが100万円の貯金を持っているとして、今後も物価が上がれば、数年後には今100万円で買えるものは値上がりして買えないということになります。
つまりあなたの貯金の実質的な価値は目減りしていくことになります。

投資はインフレに強い
一方で、株式や投資信託などの投資資産は、インフレや経済成長に伴って価値を高めていきます。
長期的に見れば、貯金よりも投資の方が合理的な選択です。しかも今はNISAやiDeCoという投資に有利な制度が整えられています。
【教員と相性抜群の投資制度?新NISAをわかりやすく解説】
【教員の老後資金対策にiDeCoは向いている?メリットとデメリットを徹底解説】
【教員の老後資金対策にiDeCoは向いている?講師・正規教員・年代別に徹底検証】

教員におすすめの投資は「インデックス投資」
では、教員がどんな投資を選ぶべきか。
私の答えはシンプルです。
👉 インデックス投資一択。
インデックス投資は、世界経済の成長に合わせて資産を増やす投資法。時間はかかりますが、「ほったらかしで積み立てるだけ」で成果が出やすいため、忙しい教員に最適です。私も資産の多くをインデックス投資に振り分けています。
まとめ
- 教員が早期退職を目指すなら投資が必要
- 貯金はインフレに負けるが、投資はインフレや経済成長に強い
- 教員には「インデックス投資」が向いている
私は3年半後、資産運用+非常勤講師の収入でサイドFIREを実現する予定です。
次回は「インデックス投資の仕組み」と「なぜ教員に向いているのか」を詳しく解説します。
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