【40代教員の退職カウントダウン番外編:退職まで残り3年6ヶ月】
はじめに:父親として、指導者として伝えたいこと
私は40代小学校教務主任(担任兼務)、2028年度末に正規教員を退職する予定です。
以前の記事で書いた通り、私は教員生活22年のうち20年をバスケットボール部の指導に捧げてきました。地区大会を勝ち抜き、何度も全県大会へ出場。その中で感じたことは「努力を続ける子どもは必ず伸びる」ということです。
幸運なことに、私の息子もバスケットボールを始めてくれました。ミニバス時代は同じチームで共に汗を流し、中学ではライバル校として試合で対戦することもありました。父親として、そして指導者として、息子の成長を間近で見られたことは何よりの喜びです。
今回はそんな経験を踏まえて、パパママ目線で「これは買ってよかった!」と思えた息子のバスケ応援グッズを紹介します。
1. バスケを始めたらまず読みたい!おすすめ書籍
書籍『子どもがバスケを始めたら読む本』

最初におすすめしたいのが書籍です。練習グッズを買う前に、保護者として正しい知識を持っておくことはとても大切です。
この本は、バスケットボール家庭教師として有名な鈴木和良さんと7人の専門家が共同執筆した一冊です。特筆するべき点は「保護者」向けに書かれた本だということです。
この本の章立ては以下の通り。
①身長を伸ばすことってできますか?
②ケガをしたら どうすればいいですか?
③ちゃんと食べれば いい選手になれますか?
④バッシュ選びで重要なことはなんですか?
⑤インナーは着用したほうがいいんですか?
⑥どう子どもに接すればいいですか?
⑦アメリカの育成年代ではどんなことが起きているんですか?

どのテーマも「まさに親として知りたい!」という内容ばかりでした。スポーツを頑張る子どもを支えるために、保護者が持つべき知見を得られる一冊です。
2. 自主練習で差がつく!おすすめアイテム3選
子どものやる気が高まっている時にサポートできるのが自主練習です。特にバスケットボールは「ドリブル」と「シュート」をどれだけ反復できるかが大きな差になります。ここからは、私が実際に息子に買い与えた自主練アイテムを紹介します。
① ドリブルメガネ
初心者がドリブル練習をすると、ついボールを見てしまいがちです。
ドリブルメガネは視界の下半分を遮ることで、強制的に前を見ながらドリブルする習慣をつけてくれます。私は息子だけではなくクラブ用にも購入し、チーム全体の練習でも使いました。
② ドリブルネット
「家でドリブル練習ができない」という悩みを解決してくれたのがドリブルネットです。床にボールをつくのではなく、ネットに向けてドリブルすることで音が出ません。
夜でも周りを気にせず練習でき、息子も毎日のように使っていました。
③ バスケットゴール
これは思い切りが必要ですが、我が家では庭に設置しました。最初はミニバス用を買い、中学進学時に大人用へ買い替え。暗くなるまでシュート練習に励む息子の姿を見て「買ってよかった」と心から思いました。
3. ケガを未然に防ぐ!予防サポーター
バスケットは接触やジャンプが多い競技なので、怪我や故障のリスクが常にあります。特に成長期の子どもは「膝の痛み」「腰の違和感」を訴えることが多いです。
我が家では予防的にサポーターを着用させました。痛みが出てからではなく、出る前に装着することで大きな故障を防ぐことができます。面倒くさがる子どもには保護者が声をかけることが大切です。
そのおかげか、息子は小学3年生から中学卒業までの7年間、大きな故障なくプレーを続けられました。
まとめ:子どもの成長を支える親のサポート
子どもがスポーツをしてくれることは大変な一方で、親にとって大きな喜びです。バスケを通じて親子の会話が増え、試合の応援や観戦も楽しみになります。
- 書籍で正しい知識を身につける
- 自主練アイテムでやる気をサポートする
- サポーターでケガを予防する
この3つを揃えるだけで、子どもの成長をぐっと後押しできます。ぜひ、今しかない時間を大切に、親子で一緒にバスケを楽しんでください。
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