【40代教員の退職カウントダウン80:退職まで残り3年5ヶ月】
はじめに
「授業も会議も詰め込みで、肩も腰も痛い」
「夜は疲れ果てて寝つけない」
「休憩なんて取れるわけがない」

そんな日々を送っている教員の方は多いのではないでしょうか。でも、健康を犠牲にする働き方は長く続きません。
この「教員の健康ガイドブック」では、20年以上教壇に立ってきた私が、実際に試して効果を感じた「心と体を整えるヒント」を紹介します。
いずれも先生方に実践してほしい内容ばかりです。気になるテーマから読んでみてください。
私は40代小学校教務主任(担任兼務)、2028年度末に正規教員を退職予定です。
詳しくはこの記事をどうぞ→【私が退職しようと決意した具体的経緯】
🕒 1. 「休憩時間」は権利です
▶︎ [教員の休憩時間は「権利」です:法律で認められている休憩時間を知りましょう]
「昼休みも指導や対応で、結局一日中働きっぱなし」──それ、違法かもしれません。
公立学校教員にも労働基準法に準じた休憩時間の権利が存在します。
本記事では、法律上の位置づけと、実際に休憩を取るための工夫を解説します。
まずは「休憩を取ることはサボりではなく、当然の権利である」という意識改革から始めましょう。

🍽️ 2. 食と働き方を見直す
▶︎ [教員と16時間断食|給食を抜くという選択が働き方を変える?]
毎日同じ時間に給食を食べる生活。そこに少しの“間”を設けるだけで、体調も集中力も変わります。実は私、給食をカットしています。
16時間断食という新しい食習慣が、私の働き方をどう変えたのかを紹介します。

💺 3. 姿勢を整えると疲れが減る
業後の職員室での長時間デスクワーク。「腰が痛い」「肩がこる」──それは座り方のせいかもしれません。
2年間実際に使って感じた骨盤矯正チェアの効果を、リアルな使用感とともに紹介します。

💪 4. 四十肩の恐怖と予防法
▶︎ [1年間チョークが持てない!ある日突然やってくる四十肩の恐怖と私の予防法]
黒板に字を書くのも、ノートを配るのも、痛みでつらい──そんな“教員あるある”の一つが四十肩・五十肩です。
私自身も1年間チョークが持てず、授業にも支障をきたした経験があります。
しかし、姿勢・ストレッチ・睡眠など、日常の少しの工夫で予防は可能です。
この実体験記事では、痛みとの付き合い方と「今できる予防法」を紹介しています。

💤 5. 睡眠を整えることが最強の自己投資
▶︎ [教員の職業病?睡眠不足との戦い|40代でたどり着いた理想のマットレス]
教材研究、部活動、家庭との両立、、、そんな中で睡眠の質は確保できていますか?
「眠りの質」を上げることが、翌日の授業にも人生にも好影響をもたらします。
40代教員が試行錯誤の末に見つけた“理想のマットレス”を紹介。

♨️ 6. サウナで心と体をリセットする
忙しい毎日の中で、意識的に「無」になる時間を持つこと。私の至福の時間はサウナです!
サウナを活用したストレスケアで、心の疲れをデトックスする方法を紹介します。

💬 7. 「しんどい」と感じたら、それは心のサイン
▶︎ [教師の仕事が「しんどい」と感じるのはなぜ?【妻の声と私の体験から考える】]
▶︎ [教員の「休日がつらい」現象を考える ― なぜ休んでも疲れが取れないのか]
▶︎ [休む勇気を持てない先生へ ― 罪悪感なしに休む方法]
「子どもと関わるのがつらい」「学校が重く感じる」──
それは、心が疲れているサインかもしれません。
筆者と妻の対話をもとに、“しんどさ”の正体と向き合う方法を考えます。

🧭 おわりに
教員の健康は、努力ではなく整え方で決まります。
休憩を取ること、食を見直すこと、姿勢を正すこと、眠ること、心を整えること。
どれも小さな一歩ですが、続けることで確実に自分を取り戻せます。
あなたの「これからの教員生活」を少しでも軽く、健やかに。このガイドブックがそのきっかけになれば幸いです。



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