【40代小学校教員の退職カウントダウン27:退職まで残り3年7ヶ月】
はじめに
私は40代の小学校教務主任(担任兼務)。
2028年度末に正規教員を退職する予定です。
退職後の人生設計といえば、以前記事にした 「サイドFIREでゆっくり暮らす」 というプランが本命です。
ただ、実はもうひとつ「副案」としてワクワクしている計画があります。
それが、「常勤講師で全国漫遊5年計画」。今回はその計画についてお話したいと思います。
退職を決めた理由と今の思い
正規教員の退職を決意したとはいえ、教員という仕事が嫌いになったわけではありません。
むしろ、子どもたちの笑顔や卒業式の感動、部活で子どもと流した涙の瞬間は、この仕事の誇りです。
けれど現実には「やりがい以上にしんどさが積み重なる」日々が続いていました。
私が退職を決意した経緯、詳しくはこちら。
特に近年は教務主任としての膨大な業務に追われ、何度も「給料が下がってもいいから余計な仕事を減らしてほしい」と思ったものです。

だからこそ、「教員の楽しさ」を残しつつ、「負担を軽くして」生きる方法はないだろうか?
そこから浮かんだのが「全国を旅しながら常勤講師をする」というプランでした。
常勤講師で全国漫遊とは?
計画はシンプルです。
- 正規教員を退職したのち、1年ごとに別の地域で常勤講師として働く
- 平日は学校で勤務し、休日や連休はその土地を観光
- 5年ほどかけて全国を巡る
「働きながら旅する」ことで、給料を得つつ各地の文化・自然・人と出会う。
まるで“ゆるい留学”のような暮らし方です。

この計画を支える条件
私の強みは次のとおりです。
- 小1〜中3、特別支援学級まで幅広い 担任経験
- 子どもは数年以内に社会人となり、夫婦で動きやすくなる
- 妻も教員免許を持ち、フリーランスとして自由に働ける
- 資産運用で教育費・老後資金の目処がついている
- 全国的な教員不足が続き、常勤講師の需要は高い
- 多くの県で 教員経験年数を給与算定に加算してくれる
つまり、生活資金・経験・家族の理解・社会的需要がそろっているのです。
妻との会話から
この計画を話したとき、妻は笑いながら「面白いじゃん!私も個人事業を一度休業して非常勤で働きながらついていく!」と即答してくれました。
さらに「地方ごとに美味しいものを食べて、観光して、二人でブログや動画に残したら楽しそう」とまで。
一人で思い描くだけよりも、家族が共感してくれると夢が一気に現実味を帯びます。
また、持ち家は息子たちに住んでもらえば彼らの家賃の節約にもなり、その間に貯金を増やすだけでなく、なれた家での一人暮らしも体験できます。彼らの自立にも役立つでしょう。

実現したらこんな暮らし
例えば…
- 中国地方で働きながら、週末は出雲大社や鳥取砂丘へ
- 東北地方では、夏はねぶた祭、冬は温泉と雪景色を堪能
- 九州なら、熊本城や阿蘇、そして博多の屋台巡り
「勤務地=旅の拠点」にすることで、ただの旅行では味わえない濃い体験ができるはずです。
人生の選択肢が増える豊かさ
以前の私は「定年まで勤め上げる」以外の未来を考えたことがありませんでした。
でも今は違います。現実的な選択肢として
- サイドFIREでのんびり暮らす
- 常勤講師で全国を旅する
- 定年まで勤める
- そのハイブリッド
この選択肢を支えているのが資産、つまりお金です。
資産形成によって「選択肢」を持てること、それこそが人生の豊かさだと今は実感しています。
先生方も資産運用によって人生の選択肢を増やすことにチャレンジしてほしいと思っています。
教員の資産運用についてはこちらを参考にしてください。
まとめ
「常勤講師で全国漫遊5年計画」は、退職後に私が考える生き方のひとつです。
まだ3年半先のことなので本当に実行するかは分かりません。
ただ、「こんな未来も選べる」と考えるだけで、今の働き方も少し軽くなります。
次回はこの計画のために調べた情報を元に「40代教員の退職後プラン|常勤講師の給与比較から見える現実」を紹介します。
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