【40代小学校教員の退職カウントダウン①】
教員の仕事、しんどくないですか?
授業や子どもとの関わりにやりがいを感じる瞬間もあるけれど、ふと「あと何十年、このペースで続けられるのか…」と不安になること、ありませんか?
私は40代の現役小学校教員です。3年半後に正規教員を退職することを決めました。
このブログでは、「教員を辞めたいけど生活はどうなる?」「資産や家計は大丈夫?」と悩むあなたに向けて、私自身の退職までの準備・資産運用・心境の変化をリアルに発信していきます。

第1回は自己紹介。まずは私がどんな教員で、なぜ退職を決めたのかをお話しします。
冒頭:ある日の衝撃宣言
「私、今年度の3月で教員やめるから」
この言葉、実は私のセリフではありません。
言ったのは妻です。4年前のある日、突然の宣言!そして有言実行(笑)
あの日のことは今でも鮮明に覚えています。
職員室でのいつも通りの仕事から家に帰ると、妻があっけらかんとそう言い放ったのです。
「いやいや急に何を…」と思いましたが、彼女は迷いなく行動に移し、本当に年度末で退職しました。(この話の詳細はこちら)
自己紹介:退職に向かない条件を全部そろえた男
改めまして、でろりんです。
現在は学校ナンバー3の立場である教務主任を務めています。普通ならそれだけで手一杯のはずですが、今年度は担任も兼務。日々の授業準備・学級経営・行事の全体調整・職員会議の進行…と、正直1日24時間では足りません。
し・か・も、私でろりんは、40代の現役小学校教員で、持ち家・車2台・妻・子ども2人(男子)・犬2匹(女子)という“退職に向かない条件”を逆コンプリートしているのです。
加えて妻は現在、教員時代と比べて圧倒的に年収が少ない個人事業主。
そんな家庭環境にもかかわらず、私は2028年度3月に正規教員を退職します!!!
退職後の生活は?息子たちの教育費は?娘たち(犬2匹)の老後の安心は?果たして、、、
家族紹介
ブログに登場するであろう家族を紹介しておきます。
まずは妻。元小学校教師で、4年前にスパッと退職。今は個人事業主として、のびのび働いています。仕事の忙しさは減ったけど、行動力は相変わらず全開です。
子どもは2人。高校2年生と中学3年生、どちらも育ち盛り&教育費ピークにまっしぐら。よく学ばず、よく寝て、よくスマホを見ています(笑)
犬は2匹。1匹目はコロナ禍の助成金をきっかけに家族入り。すっかり癒し担当です。2匹目は1年前に迎え入れた新入りで、やんちゃ盛りの甘えん坊コンビになりました。
そして私。教員生活22年目、小学校の教務主任です。小学1年生から中学3年生まで、さらに特別支援学級まで…義務教育担任の経験をコンプリートしました。クラスの半分が外国籍の児童だったこともあれば、勤務市で一番学力の中学3年生を担当したり、古き良き(?)ヤンキークラスに挑んだり、4年間同じ学年を持ち上がったり…。それなりに波乱万丈で、面白い担任人生を歩んできました。
そんな私たち、これからも笑ったり悩んだりしながら、3年半後の退職日まで突き進みます。
なぜ3年半後なのか?
理由はシンプルです。
退職までの準備期間を計算して決めました。
- 教育費(大学進学まで)の目途を立てる
- 住宅ローンの残債を減らす
- 退職後の生活費の目安を作る
- 犬たちの老後も含めた生活プランを立てる
これらをクリアできれば、退職後の生活基盤は整うと考えています。

そしてこの4つをクリアするために必要な時間が、私の場合は約3年半後だったのです。カウントダウンは始まっています!
今の私の状態:しんどさ > やりがい
なぜ退職をするのか、、、もちろん教員の仕事にはやりがいもあります。
子どもたちの成長を間近で見られる瞬間は、何にも代えがたいものです。しかし正直に言えば、しんどさがやりがいを上回る日が増えてきました。このブログを見てくださっている皆さんもそう感じている方が多いのではないでしょうか?
授業以外の業務の多さ、終わらない書類仕事、保護者対応、校務分掌…。
「このペースで何十年も続けられるのか?」と考えたとき、自分の人生の使い方を見直す時期だと思ったのです。そう、仕事=人生の時間です。人生の時間の使い方を考えた時に、このままでいいのだろうか?と感じてしまったが最後、今の仕事のありかたに対する疑問が抑えられなくなりました!
このブログで発信すること
このブログでは、退職までのリアルな準備記録に20年以上に及ぶ私でろりんの教員経験のエピソード交えて、赤裸々に発信していきます。
- 退職を決めた経緯と心境の変化
- 40代教員の家計管理と資産運用
- 教育費・住宅ローン・生活費の試算方法
- 退職後の働き方(非常勤・副業・サイドFIRE)
- 精神的な整理とマインドセット
- 授業の成功・失敗談
- 学級経営のコツや授業で役立つ工夫
退職を考えている方も、現役でがんばっている方も、
「このブログを読むとちょっと元気が出る」「新しい考え方に出会える」
そんな場所にしていきたいと思います。
そして読んだ方が、「私も自分の人生をいい形でコントロールできるかもしれない」
そう思えるきっかけになれば嬉しいです。
まとめ:一緒に考えませんか?
教員を辞めることが正解かどうかは人それぞれです。
でも、「このままでいいのか?」と一度立ち止まって考えることは大切です。
私の記録が、同じように悩む誰かの選択肢を広げるきっかけになれば嬉しいです。
📌 次回予告
次回は「私が教員を退職しようと思った具体的経緯」をお話しします。
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