家の購入は、教員の人生の自由度を決める― 私が「高い家」を選ばなかった理由 ―

教員の資産形成

【40代教員の退職カウントダウン134:退職まで残り3年1ヶ月】


はじめに|家の購入は「住居選び」ではなく「人生設計」

私は40代前半で、4,000万円以上の資産を保有しています。
詳しくは💁【40代教員の金融資産大公開!

この資産があることで、

  • 教員を辞める
  • 働き方を変える
  • 収入に縛られない選択をする

といった、いくつかの選択肢を持つことができています。

もちろん資産形成ができている理由は一つではありません。しかし、その中でも大きな分岐点だったと感じているのが、「家をどう買ったか」という判断です。

家の購入は、単なる住居選びではありません。

それは、その後の人生の自由度や資産形成に長く影響し続ける、人生最大級の意思決定です。

この記事では、私自身が家を購入したときの選択と考え方を正直に共有します。

これから家を買う人、迷っている人にとって、「こういう考え方もある」と思ってもらえたら幸いです。

私自身が家を購入したときの選択と考え方を正直に共有します

私は40代の小学校教務主任(担任兼務)で、2028年度末に正規教員を退職予定です。
※詳しくはこちら → 【私が退職しようと決意した具体的経緯


私が購入したのは「築10年の中古住宅」だった

結論から言うと、私たち夫婦が購入したのは築10年ほどの中古物件です。

価格は、今から20年ほど前で1,800万円前後でした。

当時から考えても、決して「立派な家」でも「新しい家」でもありません。

しかし今振り返っても、この選択は間違っていなかったと感じています。


家を買う前の生活|「破格の家賃」がくれた時間

結婚当初、私たち夫婦は私の祖父母の家の敷地内にある離れを間借りしていました。

家賃は月3万円。正直に言って、破格です。

この住環境のおかげで、教員共働きの収入をほぼそのまま貯蓄に回すことができ、住宅ローンの頭金をしっかり準備する時間を持てました。


子どもの成長とともに、住まいを考え直す

長男が2歳のときに次男が生まれ、離れでの生活は次第に手狭になってきました。

長男が2歳のときに次男が生まれ、離れでの生活は次第に手狭になってきました

そこで、私たち夫婦の選択肢は次の3つでした。

  1. 手狭なのを我慢して住み続ける
  2. 賃貸住宅に引っ越す
  3. 家を購入する

祖父母宅は築60年以上。広さの問題もあり、①は現実的ではありません。

結果、②か③を選ぶ必要がありました。

家を購入する

まず最初にやったこと|夫婦での「価値観のすり合わせ」

家探しを始める前に、私たち夫婦が最初に行ったのは価値観の共有でした。

話し合ったのは、とてもシンプルな問いです。

これからの人生で、住居にどれくらいの「満足」を求めるか?

幸いなことに、妻と私はすぐに一致しました。

  • 住宅の新しさや豪華さより
  • 日々の満足や、家族の経験にお金を使いたい

という価値観です。

そこで、「必要十分な家を選び、使わなかったお金を学費や遊興費、将来の備えに回そう」という結論に至りました。

必要十分な家を選び、使わなかったお金を学費や遊興費、将来の備えに回そう

私たちが決めた住宅購入の条件

その結果、私たちが設定した条件は次の通りです。

  • ① 価格は2,000万円前後
  • ② どちらかの実家から車で20分以内
  • ③ 庭付き一戸建て(※私のバスケットゴール用)

特に②は重要でした。

教員共働きで子育てをやり切るには、実家のサポートが不可欠だと考えたからです。


半年間の家探しと、決め手になったポイント

複数の中古住宅斡旋会社に登録し、条件に合う物件が出るたびに連絡をもらいました。

そうして半年ほど探し続け、出会ったのが今の家です。

決め手は、

  • 条件を満たしている
  • 大手ハウスメーカー施工
  • 清潔感があり、丁寧に使われていた

という点でした。

当時は妻も教員だったため、もっと高い家を勧められることもありました。

具体的な数字を言えば、「5000万円くらいまでならローンは組めます!」と言われたのを覚えています。

5000万円くらいまでならローンは組めます!

しかし、事前に価値観をすり合わせていたおかげで、迷うことなく「この家で十分」と判断できました。


住宅ローンの組み方|「低く・短く・堅実に」

ローンの条件は次の通りです。

  • 月々の支払い:9万円弱
  • ボーナス払い:なし
  • 返済期間:20年

月々の支払いを低く抑えたことで、投資に回す余裕が生まれ、臨時出費にも慌てず対応でき、40代の今、あと数年後には完済が見えています。

また、購入費用が想定よりも安く済んだ(予算2000万円、物件1800万円)ので、準備していた頭金の一部を投資運用に回しました。【教員と相性抜群の投資制度?新NISAをわかりやすく解説

早期退職しても、退職金の一部で住宅ローンは完済できる」この見通しは、心理的にも非常に大きな安心材料です。

心理的にも非常に大きな安心材料

おわりに|家は「人生の足かせ」にも「味方」にもなる

家の購入は、金額が大きい分、感情で決めてしまいがちです。

しかし教員に限らず、住居費はその後の資産形成に長く影響を与え続けます。

  • 高い家を買うことが正解でも
  • 安い家を買うことが正解でもない

大切なのは、

その選択が、10年後・20年後の自分にどんな選択肢を残すかを考えることだと思います。

家はゴールではありません。人生をどう生きたいかを形にする「道具」です。

この体験が、今まさに家の購入を考えている方の一つの参考になれば嬉しいです。

次回は「教員の教養シリーズ」として、住宅ローンと切っても切り離せない「金利」について情報共有をしたいと思います。

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